私は、受験前2ヶ月程Angeをお休みしました。
また、受験生の時は公演一つとコンクールはお休みしました。
勉強の面では、中学1年生から3年生まで家庭教師の先生に来て頂いていました。なので、塾へは一度も行かなかったです。
私は、Angeに入ってから踊る事中心の生活をしていたので、長期のお休みは初めてでした。
その時間は正直、失ったものもあるとは思うけれど得たものもある時間だったと今では思います。
それまで、踊りに対して密接に、ストイックに向き合っていた分、見えなかったものが、少し距離を置く事によって見えるようになりました。
技術面ではもっと頑張らなければいけないところが沢山あると思いますが、踊りに対する考えや、自分が踊りたいと思う気持ちは前よりもずっと深く、強くなったと思います。

私は2つの事を同時にできるような器用な人ではないのでAngeを少しお休みしましたが、少し距離を置いても戻って来られる場所があるのは幸せな事だと思います。

私が今の学校を選んだのは、将来ダンサーになるためには、敷かれたレールの上を歩くのではく、自分で道を切り開いて行かなければいけないと思ったからです。
私の学校はとても自由な校風で自分で決めていかなければいけない事が多いので、この学校に行けば自分で道を決めて行く力が付けられると思いました。

私は、踊ることが楽しい、踊りたいという気持ちが一番大切だと思います。
受験というひとつの区切りでダンスとの付き合い方を考えると思いますが、心の片隅に踊りたい！という気持ちがあるならば、その素直な自分の気持ちに逆らわず踊り続けられたらいいなぁと私は思います。

県立神奈川総合高校
個性化コース