約一週間の活動を終え、帰って参りました。
あっと言うと間の一週間でした。
最初は自分のために行こうと決めた被災地。
もうひとつの理由は、
海外の方がたくさん日本のために支援して下さって、
どうしてもその感謝を伝えたかったから。
今となっては、
もう理由なんてありません。
足りないものを足りないところに補う。
ただそれだけです。
東北は、日本(わたしたち)の体の一部ですから。
被災地は、石巻だけではありませんし、
私たちがお手伝いできるのは半壊地域までで、
海岸沿いの地域は見ることも叶いませんでした。
渇いた粉塵の舞う町で、
人々はマスクもせず、
解体が決まった変わり果てた家の2階で暮らし、
ランドセルを背負った子ども達は、割れた地面を歩いて登校します。
徐々に町は動き出し、
営業しているお店もありますが、
自転車も車もお金も流されてしまったので、
お買い物に行かれません。
私が見てきたのは本当に本当にほんの少しです。
私が石巻で出来たことなんて、
これっぽっちもありません。
町を歩けば必ず「ご苦労様、ありがとう!」と
声を掛けて下さる地域の方々のあったかい心にふれ、
たくさん勉強させられ、
「頑張らなきゃ」
って、思いました。
また絶対戻ってきますと、
誓って。
そして、震災直後から今もなお、
復興に全力をあげる様々な方に、
感謝と敬意を表します。
miwa