みなさまへ
東日本大震災により被災をされた方々、ご家族の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
先週の地震発生より一週間が経ち、日に日に、被害の深刻な状況が報道されるたびに涙が止まりません。
西湘、湘南地区に住む私達、アンジェにとっては、人ごととは、思えない津波の恐ろしさを、感じたことでしょう。
関東、神奈川県にも沢山の影響が出ております。
舞踊界でも、公演、コンクール等が、次々と中止になり、アンジェの子供達も悔しい思いをしております。
指導者としては、今の現状、子供達、ご家族の思いを考えますと…とても辛い通達になりました。
そのようなことを踏まえ、「今」私達に何が出来るのかを…問われていると、感じます。
日々の節電、買いだめをしない、募金、献血など、一人ひとりが出来ることもありますが…
私達「アンジェ」だからこそ、出来ることをやらせていただきたいと思います。
5月5日の【アンジェカーニバル】
アンジェ発表会を何としても成功させたい思います!
正直、被災者の方々の生活を目の当たりにした時に、お稽古や発表会をやっていて良いのだろうか?と思いました。今すぐ、被災者の為に出来ることをやるべきだと…
しかし、私の出来ることは、とても小さくて…それを、どう行動に移して良いのか…
と立ち止まった時、芸能人の方々の思い思いのエールの仕方を見て、自分の一番得意なコトをやるべきなんだ!と思いました。
私には、「踊り」があります。想像しカタチにする力を持っています。とびきり幸せな時間を創れる自信があります。
それを、踊ってくれるアンジェ達がいて、支えてくれる、スタッフ、アンジェ家族がいます。
現実、計画停電の為、振付仕上げの今月のレッスンがスムーズに行われていないのが現状ですが、こんな時だからこそ、皆様のご協力をお願いしたいです。
アンジェ達は、お友達と協力し合って、レッスンに励みましょう。
ご家族様には、日々生活がご不自由な中、送迎、衣装(道具)作り…本当に沢山のことを、ありがとうございます。
今、子供達は、テレビ等から流れる悲しい現実や、連日の大きな余震、停電、原発事故…
発表会は…お稽古は…と不安でいっぱいだと思います。
そんな時だからこそ、短い時間でもアンジェレッスンに来て作品を踊る、身体をいっぱい動かして夢中になれる時間を作ってあげたい…
そうやって築き上げた、アンジェの発表会が、一人でも多くの方々の勇気に繋がって行くことと信じて前に進みたいと思います。
アンジェ発表会を開催することで、被災者の方々の力に少しでもなればと…発表会当日の募金箱設置や、発表会チケットを有料(¥500以下)にして、売り上げ全額、被災者への義援金とする。など考えております。
※ボランティア活動にお詳しい方がおりましたら、相談にのって下さい。
私達の出来ることは、本当に小さなコトですが、「今」を生きる子供達の明日のためを願って、動いてみたいと思います。
みなさまと、思いを共有し、前進したいと思います。
どうぞ、ご理解ご協力の程、よろしくお願いいたします。
m(_ _)m
Ange 稲川千鶴