少し前のお話しです。
中学生までアンジェで踊ってくれていたあかねちゃんが、少しお姉さんになって、ご報告がてらの招待状を素敵なお手紙にして届けてくれたから、秋晴れの日に多摩美術大学に向かいました。
お目当ては、テキスタイルパフォーマンス『テキパ』舞台衣装は、もちろん。ストーリーの構想、舞台設営、音楽作成、演奏、演出、振り付け、グッズ製作、全て学生で創り上げる一大イベント!
ソレにあかねちゃんが、パフォーマーとして出演するというので!
以下、あかねちゃんのお手紙より抜粋。
“私”を作りあげるものの中で”Ange “の占める割合は本当に大きくて、大学に入ってから前以上にそれを感じています。
私はやっぱり、舞台の上から観ている人に色々なコトを、色々な表現で伝えられる、音楽や歌やダンスの世界が好きなので、現実とはちがう、他の世界にお客さんを惹き込むパフォーマーの力になれる衣装を作りたいと思っています。
“大好きなAnge “に、またちがう形で関わることができる!という事への憧れやわくわく感は、春に先生とお話しした時から消える事がありません。
出来る事があるかは分かりませんが、ぜひ、またAnge を創る一員に入れて頂きたいです。
・・・で、私の感想のお返事を少し・・・
やはり、本職!目がスゴく楽しませていただけて、あらためて衣装の力は、大きい!と。
舞台表現者でない、女の子を1枚の布で、やる気にさせて、気分をあげて、何かになりきらせて、異空間に誘う使者にまでさせる。
ドラえもんのポケットから出てくる何か・・・みたいな力があるなぁ~って。
見るモノには、もちろんなんだけど、それを使う、纏うモノに偉大な力を宿すんだなぁ~って。
あらためて衣装から、舞踊を表現を感じさせていただく機会をアンジェから離れて、さらにアンジェらしくなったあかねちゃんにあたえていただきました。
目標を見定めて羽ばたいて行ったアンジェ達から、たまに嬉しいご報告が届きます。
小さなアンジェ達が、夢を現実にする素敵な大人に育っているようです。
アンジェちゃんも、もうすぐ”二十歳”です。
育ったアンジェ達と何か大きなコトを企めたらと・・・
私の自慢話でした。
Ange
イナガワチヅル